ご存知でしたか?
安いアイスの表示を良く見てください~!
「植物油脂」はパーム油のこと。
そう、そのアイスは牛乳でできてるのではなく、『あぶら』。
パーム油ってなに?
あまり食卓ではなじみがないパーム油。
でも、食品産業では多用されています。業務用の油ってイメージですね。
パーム油は安価で常温で固体。
扱いがしやすく、トランス脂肪酸も少ないために、近年食品業界で使用されるようになりました。
パーム油は、肉の脂身やバターなどに含まれるものと同じ、飽和脂肪酸と呼ばれる成分です。
また、また日本では、食品衛生法で認められているトコフェノールやBHA(ブチルヒトドロキシアニソール)が酸化防止剤としてパーム油に使われていることあります。
どこに「植物油脂」って使われているの?
この「植物油脂」、いろんなところに入っていますよ。
アイスクリーム、ポテトチップス、チョコレート。
植物性生クリーム
食パン、菓子パン
そして、ファストフード店などの外食産業でも使用されています。
気が付かないうちに必要以上に植物油脂(パーム油)を摂取している可能性もあるので、意識をして過剰摂取には気を付けましょう。
どれだけなら良いの?
脂質は 1g=9kcal と少量でも大きなエネルギー確保ができるもの。
30代女性の 推定エネルギー必要量は 2000kcal。
脂質の食事摂取基準量は一日のエネルギー必要量の25%、
脂質の総摂取は 500kcal ≒ 56g まで。
そのうちの飽和脂肪酸の食事摂取基準量は一日のエネルギー必要量の7%以下にするよう求められています。
2000kcal × 7% = 140kcal ≒ 15g まで。
飽和脂肪酸の1日の摂取は15gまでとした方が良いようです。
ここで、私が大好きなチョコモ〇カジャンボの脂質量を…
[ 1個 当たり ]
エネルギー | 303kcal |
---|---|
たんぱく質 | 3.8g |
脂質 | 16.8g |
炭水化物 | 34.1g |
食塩相当量 | 0.11g |
スーパーカップはどうなのかな…
[ 1個 当たり ]
エネルギー | 374kcal |
---|---|
たんぱく質 | 5.6g |
脂質 | 23.4g |
炭水化物 | 35.3g |
食塩相当量 | 0.22g |
全てが飽和脂肪酸だとは限らないけど、余裕で15g超えてた…
たまーに、半分だけなら良いよね…(涙)
植物油脂を使っていないアイスは?
そんな涙目のあなた!
植物油脂を使っていない、添加物少ない市販のアイスがありますよ!
それは…ハーゲンダッツ様!
そのうちの バニラ と ストロベリー。
クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄/バニラ香料、(一部に乳成分・卵を含む)
クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、ストロベリー果肉、砂糖、卵黄、(一部に乳成分・卵を含む)
「アイスミルク」「ラクトアイス」ではなく「アイスクリーム」を選びましょう。
市販のアイスを食べたくなったら、一番にオススメするのは「アイスクリーム」です。
少し高いけれど、子どもの将来ら自分の将来をを考えたときに、アイスミルクやラクトアイスのような植物油脂を含まず、添加物も少ない「アイスクリーム」を選んでくださいね◎
正しいアイスを選びかたを知って、今年も心置きなくアイスを食べましょう♪
↓自分で作るのが一番安くて安心ですよ。お時間ある時に。オススメ↓
■参考:一生役立つきちんとわかる栄養学
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